親子判の製作方法例を紹介します。
製作所により、方法・機材などは異なる場合があります。
■ 親子判の製作
@
印面データを作成します。
A
B
レーザー加工機にゴム板をセットします。
C
印面の彫刻が終わりました。
D
レーザー加工で発生するゴムの燃えかすを除去するため、水につけます。
水に長時間つけているほど、燃えかすの除去が容易になりますが、通常は数分程度です。
水に長時間つけているほど、燃えかすの除去が容易になりますが、通常は数分程度です。
E
水に浸しておいたゴム板を歯ブラシなどを使用してこすり、燃えかすを落とします。
歯ブラシ程度の毛の硬さならば、力を入れてこすっても印面に傷がつくことはありません。
コツ
・歯ブラシは円を描くようにこすってください。
・細かなところは、ゴム板を折り曲げて、隙間を空けてからこすってください。
・洗剤、石けんを使用すると、若干落としやすくなります。
歯ブラシ程度の毛の硬さならば、力を入れてこすっても印面に傷がつくことはありません。
コツ
・歯ブラシは円を描くようにこすってください。
・細かなところは、ゴム板を折り曲げて、隙間を空けてからこすってください。
・洗剤、石けんを使用すると、若干落としやすくなります。
F
G
超音波洗浄機を使用して、細部に詰まったゴムの燃えかすを、さらに除去します(必須作業ではありません)。
H
適切な種類、サイズの親子判台木を選びます。
I
J
見出しローラーを使用して、見出しインキを印面に塗布します。
見出しローラーは何度か印面上を回転させ、見出しインキが均一になるようにします。
見出しインキの付着量によって見出しの濃さが変わってきますので、均一な仕上がりには経験を要する作業となります。
見出しローラーは何度か印面上を回転させ、見出しインキが均一になるようにします。
見出しインキの付着量によって見出しの濃さが変わってきますので、均一な仕上がりには経験を要する作業となります。
K
添え木などを使用して位置決めを行い、定置させたゴム印面の上に親子判台木の見出し面を置き、押さえます。
親子判台木を押さえるときの力の入れ具合で、見出しの濃さが変わりますので、均一な仕上がりには経験を要する作業となります。
親子判台木を押さえるときの力の入れ具合で、見出しの濃さが変わりますので、均一な仕上がりには経験を要する作業となります。
L
すべての親子台木に見出しを捺印し、見出しインクを乾かします。
インクが乾くまで、通常数分程度、静置します。
インクが乾くまで、通常数分程度、静置します。
M
見出しインキが乾いたら、つや出しニスを塗布します。薄く均一に塗ってください。
ニスを塗った後は完全に乾くまで静置しておきます。
通常数分程度必要です。
ニスを塗った後は完全に乾くまで静置しておきます。
通常数分程度必要です。
N
カットした両面のり付きスポンジを台木に貼り、その後、印面を位置を合わせて貼り付けます。
O
すべての台木を結合すれば完成です。